ヤンキー国会議員先生

伊豆の空

2008年11月09日 12:57


『子育て四訓』茨木 のり子さんの
引用はとてもためになりました

しかし彼の言葉で心に残る言葉は
見つかりませんでした
私が年を取りすぎたからでしょうか
みなどこかで聞いたような
言葉がならんでいました
私は出来る事なら彼と
彼の先生時代の授業を受ける
子供たちのように
意見を聞いて欲しかった
でも多分不可能でしょう
彼はもう国会議員の先生なのだから
少し寂しい
ヤンキー先生は
本当に教育改革を目指していたのか
疑問がふつふつと湧いてくる
彼は教師を今以上攻めないでくれと言う
家庭の充実を求めてやまない
それは家庭を攻めているかのようだ
家庭の問題は大きくそして深くあるだろう
しかしそれは国家が踏み込めない
数少ない領域でもある
(人には不幸になる権利もあるっと言ったある有名な漫画家がいる)
国家が踏み込める所がある
それが教育現場だ
現代の先生と
私たち昭和30年代~40年代の先生の
大きな違いは
しつけとしての体罰
教育現場と親たちの信頼関係

だと私は思う
この二つが
禁じられまた信頼出来ないと
どうなるか
全てが崩壊してしまった
体罰歓迎論者ではないが
しつけと体罰は必ずリンクする
信頼関係がなければ
このリンクはつながらない
昔先生に怒られ殴られても
私は親に隠していた
話すとまた親にしかられ殴られるからだ
それは親が先生を100%
信頼していたからに他ならない
親は先生を信頼し
先生は親を信じた
子供はこの先生と親の相互の絆の元
教育・学校と言う名の社会を形成していく
いつ、誰が、何処で、この信頼関係を壊したか
検証する必要がある
それを責めるのではなく
再構築していく為に
ヤンキー先生は
忘れているのか
彼の教室で溢れ出る泉のような
子供たちのひらめきを
その子供たちの成長した姿が
今の大人なのだ
ヤンキー先生の教え子達が年をとり
大人になった
その講演が今日のような
地域の人を知りもせず
「このような地域の子供たちは幸せです」
と何故言えるのか
普通の国会議員の
地域へのおべっかにしか聞こえない
ヤンキー先生普通の大人になっちゃたの
悲しいね
きっとお金の為に働く
つまらない大人になっちゃうんだね
沢山の意見 沢山の顔 沢山の年代
きっと沢山の声が聞けたのに
自分の物差しだけのお話で終わっちゃたね
涙が出るよ
ヤンキー先生もっといろんな事を
聞こうよ
ここまで来て話しっきりはないよ
つまんないよ
そんなヤンキー先生
関係者が
「まずいですよ~~」
って事してくれないと~
これからを期待していいのかな
でも一つだけ質問
何故 自民党だったの
今の教育体制に不満があって
改革したかったなら
無所属か野党でしょ
違うのかな
社会に理由なき反抗をした
ヤンキー時代
その社会を作った側にいて
真実の改革が出来るのかな
・・・・・・
改革とは皮をはぎ血を流し
たるんだものをぴんと伸ばす
それを体制側にいたものが
出来ようはずがなく
作った側が作った人を
裁く事と同じだ
ヤンキー先生
市が依頼した講演だから
お金の授受があることは当然です
でも先生の
お金のかからない
本音の授業が受けてみたいよ
引用文は必要ない
真実の言葉を聴いてみたいよ

ヤンキー先生
本音・・・本当がっかり
でも今後に期待
見つめていますよ
あなたの生徒が・・・・・

伊豆の空から

関連記事